エネスコの名曲作品集の紹介,評判,レビュー,安売り価格,中古価格

内容紹介　

1.朝の歌/2-4.牧歌、悲しきメヌエットと夜想曲(S.ルプー編)/5.J.S.バッハによるサラバンド/6.遠くのセレナーデ/7.アンダンテ・マリンコニーコ/8-9.前奏曲とガヴォット(室内アンサンブル編)/10-13.ルーマニアの様式による歌/14.伝説(室内アンサンブル編)/15.ひそやかなセレナード/16.協奏的幻想曲/17.夜想曲「ヴィル・ダヴレー」/18.ホラ・ウニレイ/19-20.アリアとスケルツィーノ(S.ルプー編)録音 2005年6月5-7日 ブカレスト ルーマニア・ラジオ・ブロードキャスティング・ハウス コンサート・ホールあのパブロ・カザルスが「モーツァルト以来の最大の音楽家はエネスコである」と評した通り、ルーマニア生まれのエネスコ(1881-1955)は、作曲家としても演奏家としても偉大な人でした。

アーティストについて　

演奏: シェルパン・ルプー(ヴァイオリン)/ドミートリー・コーゾフ(チェロ)/イアン・ホブソン(ピアノ)/サミール・ゴレスク(ピアノ)/マリン・カザク(チェロ)/イリーナ・ドゥミトレスク(ピアノ) 他/イリノイ大学エネスコ・アンサンブル

おいしい音色!!　評価：

フルートって本当に美しい。
太くクリアーなエミリーの音色が「これが私の音よ!」とばかりに思う存分楽しませてくれます。
クラシック初心者の私でも飛ばしたくなる曲はなく、選曲はいい物ばかりに感じます。
と言うか、エミリーの音色自体素晴らしいので、知らない曲でも聞き入ってしまう。
それに録音が素晴らしい! まるで小ホールで直に聴いているよう。
寄り添う上野さんのピアノも良く前に出ていて心地いい。
エミリーの音色を聴いていると私もフルートを始めたくなるのです。
ホントに出来のいい作品です!

ミステリアスなシマノフスキの「神話」　評価：

収録曲はシマノフスキ「神話」、エネスコ「ヴァイオリンソナタ第3番」と「ルーマニアの民俗様式で」、バルトーク「ラプソディ第1番」と「ルーマニア民俗舞曲」。
1924年生まれのイダ・ヘンデルは、1935年のヴィエニャフスキ・コンクールにおいて僅か10歳にして第３位入賞。
ちなみに第１位ジネット・ヌヴー、第２位ダヴィッド・オイストラフ。
弱冠15歳で英デッカと契約。
この録音時は75歳ながらテクニックと艶やかな音色は健在。
親交の深いアシュケナージを伴奏者に迎え、デッカに５０年振りに再び録音を行った。
なお、ヘンデルの1940年から1947年までのデッカへの録音を一枚に収めた収録時間70分以上のCDがボーナスCDとして付けられている。