オネゲルの名曲作品集の紹介,評判,レビュー,安売り価格,中古価格

メディア掲載レビューほか　

小澤征爾の80歳(2015年時)を記念する名盤2CDシリーズ。
本作は、小澤が2013年にサイトウ・キネン・フェスティバルで指揮する予定だった声楽作品≪火刑台のジャンヌ・ダルク≫の1989年ドイツ・グラモフォン録音版。
CD2は、意外にも小澤が多くの録音を残した作曲家のひとり、プーランクの作品集。
(C)RS

内容紹介　

「傘寿」記念!リリングによる傑作録音タイトル リリングによる渾身のジャンヌ・ダルク!! [商品番号 : 98-636] [2CD] [DDD] [Import CD] [Hanssler Classic] リリングが2011年4月に収録したオネゲルによるジャンヌ・ダルク。
この曲は1934~35年にオネゲルによって作曲され、初演は1938年にバーゼル(演奏会形式)、1950年にパリ・オペラ座(舞台)にて上演されました。
編成は3人のソプラノ、アルト、4人のテノール、バス、子どもの声、そして5人の語り手になっており、詞はP.クローデルによるものです。
内容はヨーロッパに迫りつつあったファシズムの危機感の中で、救国の英雄ジャンヌ・ダルクをうたった作品で、ジャンヌは女優の語りだけで歌は歌いませんが、説得力と気迫に満ちたオネゲルの傑作です。

メディア掲載レビューほか　

クラシック名盤999ベスト&モア・シリーズ第3期。
フランクの厳格な構成とショーソンのファンタスティックな色合いを掛け合わせた味わいをもつ、デュカスの交響曲を収録したアルバム。
車窓を眺めるように展開される曲を、ジャン・マルティノンがフランス的なポエジー溢れる手法で、鮮やかに情景を描き出す1枚。
(C)RS

感動的な名作の珍しい英語バージョン　評価：

こういう録音が存在することは知っていたが、お目にかかる（お耳？）のは初めてである。
1975年に国内盤が出たらしいが、覚えがない。
1965年の若き小澤征爾の代表的な録音である。
こういう録音をまだヨーロッパデビューしたばかりの小澤にまかせた、コロンビアに感心する。
CDでの再発を期に、ぜひこの感動的な傑作が広まってほしいと思う（この作品については亡くなった加藤周一が素晴しい文章を書いている「藝術の精神史的考察 I」ので興味ある方は一読を）。
火刑台にかけられたジャンヌが、なぜ私はこのような目に会わなければいけないのか、と問うて過去を振り返る。

内容紹介　

★若き小澤征爾の名を世界に轟かせたオネゲルのオラトリオ、ついに世界初CD化。
小澤征爾の愛奏曲であり、世界各地の名演でその名を世界に轟かせたオネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」。
1966年録音の当アルバムは、ゴンバーグの伴奏盤に続く小澤のコロンビア録音第2弾であり、指揮者としての初の本格的録音としての大胆な選曲にその意気込みがうかがえる。
作品への深い共感を持つ小澤の演奏は、十分に劇的でありながらその底にリリックな美しさを秘め、語りと歌で展開されるオネゲルの作品の凝縮されたドラマを鮮やかに描き出す。
ロンドン響との録音も珍しく、日本では録音の9年後の1975年になって発売された。

メディア掲載レビューほか　

小澤征爾の愛奏曲であり、世界各地の名演でその名を世界に轟かせたオネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を収録したアルバムが世界初CD化。
1966年録音の当作品は、ゴンバーグの伴奏盤に続く小澤のコロンビア録音第2弾であり、指揮者としての初の本格的録音としての大胆な選曲にその意気込みがうかがえる。
(C)RS

まさに劇的オラトリオ!　評価：

「おーついに出るか」とばかりに予約購入しましたが、初回プレス盤は製造上のミスで『ダビデ王』が収録されておらず、再プレスされた良品交換のためのコロムビアへの返送手続きなど正月そうそう煩瑣な「後始末」に追われました。
一時期アマゾンでも販売が差し止められていたところを見ると、粛々と回収作業が行われていた模様です。
マーケットプレイスで中古品を買われる方は、要注意です。
http：//columbia.jp/prod-info/COCO-70994-5/info.html(コロムビアのHPのお詫び広告)『ジャンヌ』の方は、同じボド演奏の名曲『クリスマスカンタータ』がカップリングされた輸入盤なども以前から入手できたのですが、CDの国内盤としては初かもしれません。

春の陽気を感じる幻夢的な1枚　評価：

フルートやハープのＣＤは色々聴きましたが、特にお気に入りです。
暖かい春の陽気の中でうたた寝して見た夢のような演奏で、ＢＧＭとしても極上です。
いつでも聞けるように2枚持っていたのですが、3.11津波で紛失してしまい探してました。
廃盤のようでなかなか見つかりませんでしたが、アマゾンさんで見つかったので即注文します。

フランス歌曲の宝石　評価：

肩肘は張らない。
しかし決して気取っていない。
諧謔味があったり皮肉があったり、だけどそのむこうにはっとするほど素直な感情がある。
身を切る切なさがある。
フォーレの「夢のあとに」やドビュッシーの「美しい夕暮れ」などの超有名ナンバーもあるが、おすすめしたいのはプーランクの謎めいた色調の「あなたはこんなふう」、カントループの鄙びた「バイレロ」、そして情熱的にして切ないショーソンの「ライラックの花咲くとき」。