ベッリーニの名曲作品集の紹介,評判,レビュー,安売り価格,中古価格

内容紹介　

どの曲も自分の“声"で隅々まで入念な表情を与えながら、余分な色づけや味つけに走ることなく、抑制もきかせたタッチで作品固有の世界を描き上げていく。
プログラムの中にキーワードよろしく配された“子守歌"や“夢"、さらには“童心"という言葉にもしっとりと寄り添いながら、ベッリーニやグリエールではプリマドンナ的な挙動で耳目を奪う、フェミニにして雄弁なオーボエの調べである。
(木幡 一誠)

メディア掲載レビューほか　

オーボエ奏者、池田昭子の人気ファクターの一つでもある、美しい“うた”を存分に楽しめるアルバム。
オーボエならではのやわらかく、暖かみを帯びた音色が、個性豊かな小品を流麗に綴っていく。
それぞれの曲のキャラクターを見事に捉え、時にはハッとする超絶技巧も織り交ぜた、上質な一枚。
(C)RS

内容紹介　

イタリアの幻の名指揮者、マリヌッツィの録音集 [商品番号:PRCD-93486] [78'45''] [Import CD] [Preiser Records] ジーノ・マリヌッツィ(1882~1945)は、シチリア島のパレルモの出身の19世前半のイタリアの重要な指揮者。
トスカニーニ(1867年生まれ)とデ・サバタ(1892年生まれ)の間の世代で重要な指揮者で、ローマ歌劇場の音楽監督を務めたほどの人ですが、録音が非常に少ないため知名度があまり高くありません。
このCDには、1936年のHMV録音と、1941年のTelefunken録音を集めています。
おなじみのオペラの序曲や間奏曲が中心ですが、マリヌッツィと交流のあった作曲家の珍しい作品、そしてマリヌッツィの自作も含まれています。

ゴマスリ批評にダマされた　評価：

今月のレコード芸術で二人がかりでホメちぎってるから買ってみたら、なんだよこれ。
序曲から痩せて尖った響きにゲッソリ。
明らかに極小編成のオーケストラが、人数の足りない分は熱演で補って見せますとばかりにドンガンドンガン力ずくで鳴らしたてるから、まるで軍楽隊のマーチだね。
ピリオド楽器だか作曲者の意図どおりだか知らんが、エレガンスが感じられない。
それに、このセカセカ落ち着きのないテンポはなんだよ。
ノーカット演奏をCD２枚に収めるためとしか思えん。
Deccaってレーベルは昔、エレナ・スリオティス主演で「ノルマ」を録音した時、無理やりLP２枚に収めるために無茶苦茶な猛スピードで演奏させた前科があるからなあ。

すてき　評価：

有名どころをしっかり聴けました。
こっくりとした素敵な声です。

アーティストについて　

千恵 Lee Sadayama 鳥取県米子市生まれ 2004年、イタリア・ミラノ市立音楽学校大学院声楽科マスタークラス(最高演奏者課程)をに入学 オランダ・サマーベルカントフェスティバルにソリストとして出演 2005年6月、韓国文化観光部の招請により「アリランフェステバル」に出演 2005年7月、韓国国際オペラ団の招請によりpuccini's women(プッチーニと7人の女性)に出演 2006年1月、東京、米子、ソウルにて「千恵 Lee Sadayama & 金相坤(KIM,SANG‐GON)Duoニューイヤーリサイタル」を開催。
2007年7月、東京、米子にて「千恵 Lee Sadayama & 金相坤(KIM,SANG‐GON)Duo Summer Recital》を開催 2007年11月 韓国釜山にて「文化の月」芸術祭典に参加 2008年9月、韓国ハミャン市にて、国際歌曲祭にゲスト出演 2008年9月、東京(東京文化会館[小]/東京労音主催)、米子(米子市文化ホール)にて「千恵 Lee Sadayama & 金永哲(Jin Yong Zhe)Duo コンサートを開催 2008年11月、「蝶々夫人国際コンクールin長崎」入賞 2009年8月、「在日コリアフェスティバル」(東京文化会館)にゲスト出演 2009年10月、「本調アリラン誕生の謎コンサート」(シビックホール)にゲスト出演 2009年11月、「千恵 Lee Sadayama ソプラノリサイタル」を東京(サントリーホール)、岡山(テルサホール)にて行う 2010年7月、北海道札幌キタラホール(大)にてPMF主催、ファビオ・ルイジ指揮オペラ“ラ・ボエーム”のミミ役でオペラデビューを果たす 2010年8月、東京オペラシティコンサートホールにて、PMFチャリティコンサート(PMFオーケストラ指揮ファビオ・ルイジ)に出演 イタリア・ミラノ市立音楽学校大学院声楽科マスタークラス(最高演奏者課程)を卒業し、現在ロンドン・イタリアを中心に日本・韓国にても活躍中

発売元のレビュー

Œuvres de Vivaldi, Telemann, Albinoni, Haydn, Donizetti, Benjamin, Cimarosa, Mozart, Bellini... / Heinz Holliger, hautbois - Hermann Baumann, cor - Maurice Bourgue, hautbois - John Constable, piano Maria Teresa Garatti, clavecin...

カサローヴァだけでなく脇も充実したアルバム　評価：

このアルバムはロッシーニ・メゾ歌手の第一人者と言えるカサローヴァを中心に、テノールの期待の新星フローレスや現在もロッシーニ作品で活躍しているヴァルガス、そしてソプラノ歌手エヴァ･メイといった人たちとのデュエットを集めたものです。
このＣＤを聴いてみると、その歌唱技術の確実さに加えて、ロッシーニ歌手たちの目覚しい活躍を耳で感じ取ることが出来ます。
特にデュエットの一曲一曲にかけられた歌手たちの真剣さに圧倒される思いがいたします。
それにしても、本当にロッシーニを歌える人が出てきているここ２０年の動きを知るためにもこのＣＤは重要な役割を果たしているものと思われます。

比類なき美しさ　評価：

僕がまず感動したのは、トゥリオ・セラフィンの指揮によるオーケストラの素晴らしさ。
序曲の最初の音からして壮大で高貴で若葉の香りがしました。
セラフィンは一音一音に深い意味を持たせているのです。
マリア・カラス最大の当り役であるノルマも、まるでそこにノルマが存在しているようなそんな錯覚をさせるほどの演技である。
ノルマの希望や悲しみが声と共に伝わってくる。

定評あるノルマの全曲　評価：

音質が素晴らしく、定評のある録音だが、カラスの声の状態とキャストに関しては万全と言えないかもしれない。
音質にこだわらなければ、シミオナートがアダルジーザを歌っている55年版のヴォットー指揮スカラ座ライブがおすすめ。

とにかく演奏がすばらしい　評価：

マリア・カラスの定番ということで聞いてみたら、まずセラフィンの指揮が予想以上に良くてびっくりしました。
美しく幻想的なドルイドの森の場面だけでも十分に満足できます。

Amazonレビューのレビュー

   あのピアノの詩人ショパンを夢中にさせ、あの革命家ワーグナーをして「最も深い真実の輝きと最も流麗な旋律のまったくの複合体」と絶賛せしめたベッリーニの大傑作。
匂いたつばかりの高貴で透明なメロディの美しさは、ほとんど恍惚的な魅力をたたえている。
   没落寸前のローマ帝国と、ドルイド教徒との対立を軸に、巫女ノルマとローマから派遣の総督ポリオーネとの恋愛をテーマとしたこのオペラは、文学者ゴーティエにも「新鮮なビロードのように柔らかで、銀のような青みを帯びた、形容しがたい魅力」「崇高な思想の、声と管弦楽との配分と設計は絶賛に値し、節度の保たれた円熟した筆致は、いかなる作曲家のおよぶところではない」とまで讃えられた。

なんとも可憐なアミーナです　評価：

これまで「夢遊病の女」の全曲版はカラスのものしか聴いたことがなく、カラス版を大変素晴らしいと思っておりましたが、パリューギのアミーナを聴いたあとでは、カラスのアミーナが何か不自然に思われてきます。
パリューギのアミーナは実に軽く明るい声で、嘆きを歌うアリア「ああ！花よお前がこんなに早く萎れて・・・」を歌うときにも、あくまでも響きの明るい声を保ち続けています。
その声の明るさに、アミーナの若々しさ、清純さが表われて、こんなに可愛い、純真な子が、なんでこんな理不尽な目にあうのだろうと、涙を誘います。
演奏の全体に清々しいものがあり、暗いシーンでも決して重たくはならず、このオペラの本来の持ち味がよく出ている名演だと思います。

発売元のレビュー

DEC 417588 2; DECCA - Inghilterra; Classica Lirica