ハチャトゥリアンの名曲作品集の紹介,評判,レビュー,安売り価格,中古価格

疑いもなく ベスト・ハチャトゥリアン　評価：

交響曲第１番は、僕の好きな「第１交響曲ベスト３」に入るほど好きな曲。
それに比べると、２番３番はいまひとつ魅力が薄い。
ピアノ協奏曲も非常な名作。
第２楽章の 沸々と湧き上がるような民族魂が感じられて聴き入ってしまう。
意外とラヴェルのピアノ協奏曲と共通点がありそうな気がする。
そして何より素晴らしいのが「仮面舞踏会」の、とりわけ「ワルツ」と「ロマンス」。
２０世紀風のスパイスの効いた毒のある名曲＆名演だと思う。
他にも 聴き答えある名曲がてんこ盛り。
もちろん全ての曲を他の演奏と比較できるほど聴き込んではいないし、五月蝿いだけに感じられる曲もある(２番と３番の交響曲なんかがそうである)。

買って損なし　評価：

かなり粗挽きなリズム、そしてキレキレの野蛮な演奏してます。
しかし、今まで聴いたどの演奏よりも印象深く、感動的でした。
9枚組でこのお値段…いい世の中になったものです。

本場ロシアの音色　評価：

浅田真央さんがフリースタイルで使っていたハチャトリアンの仮面舞踏会のＣＤが欲しくて買いました。
ボリショイ交響楽団の音色がいかにもスラブ的。
はじめはチョット違和感があったのですが，何回か聞くとこれがすごくいい。
特に管楽器の音色が昔聞いた赤軍合唱団のオケの音色によく似ている。
ロシア以外のオケが演奏したＣＤを持っていたとしても，このＣＤを聞く価値はあります。
仮面舞踏会は２曲だけですが，浅田選手が使った，もっとも印象的なワルツが入っているのでとりあえずこれで満足。
あまり選択肢が多くない仮面舞踏会ですが廉価版なのに１９９３年７月という比較的最近の演奏なので録音が新しくて良かった。

暮れになるとクラシックが聴きたくなる　評価：

ハチャトゥリャンというと大抵の方が知っている「剣の舞」これはいい。
そして、ダンスをするならワルツ。
「仮面舞踏会」は秀逸であろうか。
ボリショイ交響楽団によるものだから、お正月やすみも混雑をさけて 静かに総ての曲に想いをはせてみたい。
　みなさまもクラシックは難しくはありません。
フィギュアースケートの曲にもつかわれたりして、案外聞いたことが あるものです。
体裁も可愛らしく安価でとても価値があるとおもいます。
ボリショイらしい演奏は遥かかの地をおもいうかべます。
いろいろな楽しみ方で聴いてみてください。
　 　　　　　　推薦いたします。

発売元のレビュー

収録曲 「ペルシャの市場」オーケストラ名曲集 1.ペルシャの市場（ケテルビー） 2.剣の舞い（ハチャトゥリアン） 3.火祭りの踊り（ファリャ） 4.ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調（リスト） 5.ワルキューレの騎行（ワーグナー） 6.くまばちは飛ぶ（リムスキー＝コルサコフ） 7.ホフマンの舟歌（オッフェンバック） 8.ワルツ「ドナウ河のさざ波」（イヴァノヴィチ） 9.スケーターズ・ワルツ（ワルトトイフェル） 10.ワルツ「金と銀」（レハール） 11.メリー・ウィドウ・ワルツ（レハール） 12.愛の夢（リスト～ハーバート） 13.グリーンスリーヴスによる幻想曲（ヴォーン・ウィリアムズ） 14.ジェラシー（ガーデ） アーサー・フィードラー指揮 ボストン・ポップス管弦楽団 Recorded 1956~1967