ブルックナーの名曲作品集の紹介,評判,レビュー,安売り価格,中古価格

発売元のレビュー

The Bruckner recordings with Dennis Russell Davies and the Bruckner Orchester Linz have previously been available on the former BMG budget label ARTE NOVA. For the first time the complete cycle is now available in a representative clamshell box at a bargain price.

実は小市民なブルックナー　評価：

そういう演奏が流行っているせいだと思うが、ブルックナーの音楽は壮大な宇宙を感じさせるものが多い。
しかしブルックナー自身は 田舎町を出たことがないくらいの小市民、いや極小市民だったらしい……そういった観点からブルックナーの交響曲を考察するに、おそらく彼自身の頭の中に流れていた音楽は、この演奏のようなものだったのではないだろうか？チェリビダッケのブルックナーが宇宙全体を抱擁するような、巨大なスケールの音楽だとすれば、Paternostroのブルックナーは「見渡せる視界360度」の宇宙を表現したような演奏である。
機能的には第１級の演奏と言い切れないのは致し方ないが、"媚び"の姿勢が一切感じられず、素朴で飾り気のない表現は、ある意味この作曲家に最も相応しい名演だと思う。

ブルックナー交響曲の最高の入門編　評価：

このお求めやすさでＣＤ１１枚組。
ブルックナーの交響曲第０番から第９番まで１０曲、そしてテ・デウムまでついています。
１９９７年から２００６年まで１０年をかけて企画されたコンサートでの全曲デジタル・ライヴ録音で、音質はもちろん、演奏の質もなかなかのものです。
「バシリカ」ということは教会施設での録音でしょうが、ブルックナー休止での音の残響、実に心地よいです。
個々の曲にはもちろん他に多くの名盤がありますが、ブルックナー交響曲全集をこんなに手頃に入手できるのは画期的です。
特に他に録音の少ない初期の曲が聴けるのが嬉しい。

特徴説明

ASIN: B0027LZ4CE

内容紹介　

NAXOSが見出した真の天才指揮者ゲオルク・ティントナー(1917-1999)。
彼は6歳からピアノを始め、ウィーン少年合唱団で活躍した後、ウィーン国立音楽アカデミーでピアノと作曲を学びました。
しかし、ユダヤ人であったため国外に脱出。
活躍の場を探す年月が続くことになります。
ニュージーランドからオーストラリア、南アフリカ、イギリスを経て、もう一度戻ったオーストラリアでようやく生涯の伴侶を得ます。
その後はカナダに落ち着き、後進の指導にあたりながら、大好きなブルックナーの演奏を続けてきたのでした。
そんな彼がNAXOSの社長であるクラウス・ハイマンに出会ったのは1994年。

アーティストについて　

演奏: ゲオルク・ティントナー(指揮)/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団…CD1.3.4.5.7.10.11/アイルランド国立交響楽団…CD2.8.9/ニュージーランド交響楽団…CD6

内容紹介　

2013年10月3日に90歳(!)の誕生日を迎える「ミスターS」ことスタニスワフ・スクロヴァチェフスキ。
この日を記念して、OHEMSレーベルでの彼の全録音を集大成した豪華BOXを発売します。
ブックレットには詳細な解説と数多くの写真を掲載し、指揮者、作曲家としての偉大なる彼の足跡を辿ることができるでしょう。
現在最高のブルックナー、ベートーヴェン指揮者であり、ユニーク過ぎる作品を発表しつづける孤高の作曲家であるスクロヴァチェフスキの神髄がここにあります。

アーティストについて　

ザールブリュッケン放送フィルハーモニー管弦楽団/スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)

ブルックナー・ファンには食指が動く好セット　評価：

ブルックナーの主要作品をカヴァーした20枚組のボックス。
各CDはプラスティック・ケースに入っているが、20枚収納の全体の箱は薄手でとても簡易なもの。
交響曲は、00番、0番はティントナー指揮/ロイヤル・スコティッシュ管、National SO of Ireland、1、2番はゲルト・シャラー指揮/フィルハーモニー・フェスティヴァであり、初期４曲は原典回帰の新演奏（キャラガン校訂譜）で注目されたもの。
3番はテンシュテット指揮/バイエルン放送響、4番はザンデルリンク指揮/バイエルン放送響、5番はヴァント指揮/ベルリン・ドイツ交響楽団、6番はハイティンク指揮/ドレスデン国立、7番はユーリ・アーロノヴィチ指揮/ケルン・ギュルツェニヒ管、8番はティーレマン指揮/ドレスデン国立、９番は、ヴァント指揮/シュトゥットガルト放送響。

内容紹介　

ヴァント、ザンデルリング、テンシュテット、ティーレマン 00番、0番を含む交響曲11曲 宗教声楽曲、室内楽、ピアノ曲の重要作のほとんどを網羅 ギュンター・ヘンスラー氏渾身の大企画 CD20枚組「ブルックナー・エディション」 [商品番号 : PH-13007] [20CD Box] [STEREO] [Import CD] [Profil] Profilの社主ギュンター・ヘンスラー氏が自信をもってお届けする「ブルックナー・エディション」。
全17巻構成、CD20枚組のボックスには、第00番、第0番を含む交響曲11曲のほかに、宗教声楽曲、室内楽曲、ピアノ曲の主要作品が収められ、ブルックナーの魅力を味わえる便利な内容となっています。
なかでも交響曲の演奏は、たいへん聴きごたえする豪華なもの。

メディア掲載レビューほか　

[Vol.11]45'56'' 「ラテン語によるモテット集」 ・パンジェ・リングァWAB.32・王の御前に導かれWAB.1 ・王の御旗は翻るWAB.51・われらがためキリストは死のもとにWAB.10 ・この場所は神が造り給うWAB.23・正しき者の唇は知恵を語るWAB.30 ・奉納唱「ダビデを見出し」WAB.19・主よ、我を解き放ちたまえWAB.21 ・アヴェ・マリアWAB.6・愛する者よ、あなたはすべてに美しいWAB.46 ・エサイの枝は芽を出しWAB.52・見よ、大いなる司祭をWAB.13 シュトゥットガルト・フィルハーモニア声楽アンサンブル ハンス・ザノッテリ(指揮) 収録:1979年/トンシュトゥーディオ・マウアーマン[CALIG原盤] [Vol.12]79'33'' ・弦楽五重奏曲ヘ長調WAB.112・間奏曲ニ短調WAB.113 ・弦楽四重奏曲ハ短調WAB.111・ロンドハ短調 ファイン・アーツ四重奏団ギル・シャロン(ヴィオラ) 収録:2007年9月22-24日/ フランス、ブザンソン、サル・ドゥ・パルラマン[NAXOS原盤] [Vol.13]66'55'' ・テ・デウムWAB.45 レオンタイン・プライス(ソプラノ)ヒルデ・レッセル=マイダン(メゾ・ソプラノ) フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)ヴァルター・ベリー(バス) フランツ・ザウアー(オルガン) ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 収録:1960年8月24日/ザルツブルク音楽祭(ライヴ) ・ミサ曲第2番ホ短調WAB.27 ヘンリエッテ・ボンデ=ハンゼン(ソプラノ)イリス・フェルミリオン(アルト) ミヒャエル・シャーデ(テノール)アンドレアス・シュミット(バス) ゲヒンガー・カントライ シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムヘルムート・リリング(指揮) 収録:1992年6月/シュトゥットガルト、リーダーハレ[haenssler原盤] --Vol. 11 ~13[Vol.14]71'41'' ・ミサ曲第3番ヘ短調WAB.28 ヴェレナ・シュヴァイツァー(ソプラノ)エリーザべト・グレイザー(アルト) ウーヴェ・ハイルマン(テノール)マティアス・ゲルネ(バス) ゲヒンガー・カントライ SWRシュトゥットガルト放送交響楽団ヘルムート・リリング(指揮) 収録:1992年12月/シュトゥットガルト、リーダーハレ ・詩篇150篇WAB.38 パメラ・コバーン(ソプラノ)ゲヒンガー・カントライ シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムヘルムート・リリング(指揮) 収録:1996年6月/シュトゥットガルト、リーダーハレ [VOL.15]37'00 ・前奏曲とフーガハ短調WAB.131・前奏曲ハ長調WAB.129 マルティン・ハーゼルベック(オルガン) 収録:2005年6月/ウィーン、ホーフブルクカペレ[Capriccio原盤] ・タントゥム・エルゴ(1846)・アヴェ・マリア(1856) ドレスデン聖十字架合唱団マルティン・フレーミヒ(指揮) 収録:1985年ドレスデン、聖ルカ教会[Capriccio原盤] ・ヘルゴラントWAB.71 ミカエル・ステンバック(テノール)ダニエル・ヘルシュトレム(バリトン) ルンド・シンガーズ マルメ歌劇場管弦楽団アルベルト・ホルド=ガリード(指揮) 収録:2011年6月/スウェーデン ・ミサ曲ハ長調WAB.25「ヴィントハーク・ミサ」(1842) コルネリア・ヴルコプフ(アルト) マンフレート・ノイキルヒナー(ホルン)ウルリヒ・ケルブ(ホルン) 収録:1988年[ARSProduktion原盤] [Vol.16]47'21'' 「ピアノ曲集」 ・ランシエー・カドリーユ・シュタイアーメルカー ・連弾のためのカドリーユ*・連弾のための3つの小品* ・ピアノ曲変ホ長調・ソナタ楽章ト短調 ・秋の夕べの静かな思い・幻想曲ト長調 ・思い出変イ長調 ヴォルフガング・ブルンナー(ピアノ)ミヒャエル・ショッパー(*ピアノ連弾) 収録:1994年3月21-23日[CPO原盤] --Vol. 14 ~ 16[Vol.17](2CD)54'00''/31'01'' ・ミサ・ソレムニス変ロ短調WAB.29 ・詩篇112篇変ロ長調WAB.35 クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)クラウディア・シューベルト(アルト) イェルク・デュルミュラー(テノール)ラインハルト・ハーゲン(バス) バンベルク交響楽団合唱団 バンベルク交響楽団カール・アントン・リッケンバッハー(指揮) 収録:1990年/バンベルク、クルトゥーアラウム[Virgin/EMI原盤] ・行進曲ニ短調WAB.96 ・3つの管弦楽曲WAB.97 ボン・ベートーヴェン管弦楽団シュテファン・ブルーニエ(指揮) 収録:2010年5月25-27日ボン、ベートーヴェンハレ[MDG原盤] ・レクィエムニ短調WAB.39 エルケ・ヤンセンス(ソプラノ)ペネロープ・ターナー(メゾ・ソプラノ) ルール・ヴィレムス(テノール)アルノー・マルフリート(バス) ブノワ・メルニエ(オルガン) ラウダンテス・コンソートギィ・ヤンセンス(指揮) 収録:2006年11月11日ベルギー[Cypres原盤] --Vol. 17

なかなか良いのでは・・・　評価：

他に名演があるからバレンボイムの評価は高くないが、なかなかの熱演だと思う。
音量を上げればかなりの迫力と臨場感がある。
全体にクライマックスに向けてテンポを上げ急いでる感じもあるが、それも個性だと思う。
よく言えばメリハリがある。
それは5番のクライマックスで顕著だが、それはまるでバイロイトのワーグナーのように迫力がありドラマチックだ。
効果を狙いすぎという批判もあるが、指揮者が楽曲を構築していく場合誰でもやっていることだと思う。
シューリヒトの五番、八番あたりはもっと動きが激しい。
それに1、2、3番あたりは、むしろ傑出していると言えるだろう。

すっきりとしたブルックナー　評価：

ブルックナー全集としては格安。
しかも、指揮者、オケともに有名と言うのは初心者にとっても安心感を与えると思う。
録音も問題なく、良心的な商品だと思う。
さて、内容についてであるが、賛否両論ありそうな演奏だと思う。
全体的にテンポは速いし、そのテンポもよく動く、オケの鳴り方もブルックナー演奏でやられがちなもったいぶった鳴り方よりもむしろ軽めで実に見通しがいいのだ。
つまり、ちょっとばかりブルックナーっぽいと言えないかもしれないと言うことである。
あくまでも個人的な感想になってしまうが、これが結構いい。
ベルリン･フィルほどのレベルのオケであるから、見通しがよくても傷になるようなことがないおかげで、爽快感のある新鮮なブルックナーに仕上がっている。

心が洗われます・・・　評価：

この全集（０番～９番）には、東京カテドラル聖マリア教会の録音が４曲入っています。
第５、第７、第８、第９番の４曲です、これは壮絶です。
なにしろ残響が長く、当時（１９８０年）、この残響の長い演奏には、賛否両論ありました。
３０年前ぐらいですね。
当時この４曲をＬＰボックスで発売されたのですが、当時は高価で手が届かないので、購入を諦めました。
そして５０代後半のオジサンは、色々なブルックナー演奏を聴いてきて、ふとこれが目に入りました。
それでは、聴いてみよう、と購入し、この４曲を聴いたのですが、音響的には演奏者は大変だったでしょうが、おかげで思いも寄らぬハーモニーを聴かせてくれます。

いい！　評価：

以外によくてビックリしました。
朝比奈のブルックナーといえば、75年のフローリアンを除いて、90年代の演奏が人気がある。
しかし、朝比奈さんは人気が爆発する以前から、こんなにも質の高い演奏をされていたんだなぁ･･･と、しみじみ感じます。
どこかで見かけたら、買って損はないと思います。
とくに朝比奈ファンにはたまらない全集なのではないでしょうか。

値段につられて購入しただけなのに…！　評価：

ブルックナーの交響曲は飛び飛びで所有していたのですが、「いっそのこと景気よく全集を買ってしまおうかな」と思っていました。
ところが懐事情も相まって中々購入まで踏ん切りがつかず、最後の最後までカラヤンの全集と迷ったのですが、「まぁでも、とりあえず安いので良いか」という不純極まりない理由でこちらを選択しました。
(汗)今となっては、私の中の「ブルックナー」という作曲家の印象をガラリと変えてくれた一品となり、非常に良い買い物をしたなと喜んでおります。
ドイツの指揮者オイゲン・ヨッフムと、ドイツを代表する管弦楽団「シュターツカペレ・ドレスデン」のコンビでの演奏が収録されています。

ヨッフムの偉業　評価：

ヨッフムの偉業はなんと言ってもブルックナーの交響曲全集や多くの宗教曲集を残してくれたことでしょう。
しかも、彼がブルックナーの交響曲や宗教曲を体系的、系統的に録音しはじめた頃は、誰も今日のようにはブルックナーへの熱い視線は送っていなかったと思います。
ヨッフムが第１回の交響曲全集を完成させたのは1966年ですが、その後に続く代表的な指揮者の全集をいくつか拾ってみると、ハイティンク/コンセルトヘボウ(63-72)、朝比奈隆/大阪フィル(75-78)、マズア/ゲバントハウス管弦楽団(74-78)、バレンボイム/シカゴ響（72-80)、ヴァント/ケルン放送響（74-81)、カラヤン/ベルリン・フィル（74-81)となりますが、この時にはヨッフムは２度目の本全集をドレスデン国立管弦楽団と収録済みですから驚きです。

Amazonレビューのレビュー

Here's a welcome box of all Bruckner's numbered symphonies led by a distinguished specialist renowned during his lifetime for his identification with the composer. Neatly laid out with each symphony on a disc of its own (no annoying midsymphony changeovers) and in top-quality late-1970s sound, this is an irresistible bargain for such superb performances. Jochum's Bruckner was spontaneous-sounding, with generally swift tempos tempered by flexible rhythms and slow movements that squeeze all the juice from this heartfelt music. The Dresden orchestra is a marvelous instrument for these works, with a beefy, warm sound and brass players that can whip up the excitement in the grand climaxes. Individual conductors, whether vintage greats like Furtwängler or more recent Brucknerians such as Wand on RCA and Tintner on Naxos, may equal or better Jochum in individual works, but taken as a complete traversal of these massive scores, Jochum's is second to none. --Dan Davis