リストの名曲作品集の紹介,評判,レビュー,安売り価格,中古価格

メディア掲載レビューほか　

デッカ創立85周年(2014年時)記念「デッカ クラシック・ベスト50」。
本作は、ロマン派の伝統を受け継ぎ、19世紀の名技主義の生き証人といわれたキューバ出身の巨匠、ホルヘ・ボレットの演奏でリストの人気ピアノ作品をまとめた2枚組アルバム。
晩年に至り、更なる名技性を発揮した演奏を記録した作品。
(C)RS

発売元のレビュー

若くして「巨匠の風格を備えつつある」と、ここ数年の演奏がきわめて高い評価を獲得しているロシア出身の実力派メジューエワが、リスト生誕200年のメモリアル・イヤーに合わせて、超大作「ソナタ ロ短調」を録音。
古今の大ピアニストたちが個性豊かな名演を刻んできたこの傑作ソナタに真っ向から挑み、正攻法の解釈で作品の素晴らしさを伝えてくれます。
カップリングに選ばれたのは、「愛の夢」や「ラ・カンパネッラ」といった「お約束」の名曲のほかに、神秘的で独自の美しさを備えた晩年の小品の数々。
リストの多彩な魅力を満載した２枚組アルバムの誕生です。

超絶技巧　評価：

ピアノの破壊魔であるとともにピアノの神様、「リスト」のピアノの代表曲ばかりを集めたアルバム。
名曲、「愛の夢」第三番が目的で買いましたが、他の曲もなかなか素晴らしかったです。
「ピアノだけでこんな音も出るんかい！」と思うところも沢山ありました。
良いアルバムです。
一つ言うとしたら、私はリストの「顔」が好きなんで、ジャケの肖像画はもっとデカくしてほしかった… リスト入門用に丁度よいかと思います。

素直に、《美しい》音楽です。　評価：

作曲家《リスト》のピアノ曲ばかりを集めた、名曲集です。
リストと言えば《テクニック偏重》みたいなイメージがあって、あまり聴き込んでいなかったのですが、久しぶりに聴いてみたら、これが単純に《美しい》です。
ピアニストにとっては、高度な超絶的テクニックを必要とする曲なのかも知れませんが、聴く側にとっては、単純にその《美しさ》が楽しめます。
あんまり理屈をこねるよりも、素直に楽しんだほうが勝ち、みたいなアルバムです。
疲れた心に染みてくる、素直に《美しい》名盤です。

表現力はグレート。　評価：

「リトル・ピアニスト」の中で伊熊よし子氏も書いておられますが、ＣＤデビュー当時から身長が１０センチ伸びて、ピアノの音色が大きく変わったとのこと。
確かにタッチが力強くなり、音の粒が美しく揃い、表現のスケールが大きくなっていると思います。
また、牛田君の言葉として、録音はこまかいところまで聴こえてしまうため神経を使う、コンサートとは求めているものがまったく違うとのこと。
９月から来年の３月にかけてピアノ・リサイタルが予定されているので、ライブを聴くのが楽しみです。
なお、初回限定盤（ＳＨＭ−ＣＤ）と通常盤の両方を聴くことができました。

神童とは彼の事!　評価：

私はピアノ教師をしていますが、はっきり言ってかれの足元にも及びません。
ピアノとは十本の指で音楽を奏でるものですが、彼の音楽が凄いのはメロディーが、メロディーだけが浮き出て聞こえる事です。
まさに神業です。
だからあんなに難しい曲も、易しく簡単に聞こえてしまうのです。
将来が恐ろしい少年ですね。

リストのピアノ曲が入った魅力溢れるＢＯＸセット☆１０枚入り　評価：

今年はリストの生誕２００周年ということで売っていたので買いました。
有名な作品からマイナーな作品まで、リストのピアノ曲ばかりを収めた１０枚のＣＤが入ったＢＯＸセットです。
巡礼の年や愛の夢、コンソレーション、超絶技巧練習曲、パガニーニ大練習曲、演奏会用練習曲、ピアノソナタがいずれも全曲入っているほか、あまり聞くことのない、詩的で宗教的な調べ（１０曲）、２つの伝説、バラード（２曲）、ハンガリー狂詩曲（１７曲）、ポロネーズ（２曲）、即興的ワルツ、半音階的大ギャロップ、忘れられたワルツ（３曲）、黒い雲、無調のパガテル、夜想曲「眠られぬ夜、問いと答え」、メフィストワルツ（３曲）、前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」、クリスマスツリー（２曲）、夜想曲「夢の中に」、死のチャールダーシュ、スペイン狂詩曲、悲しみのゴンドラ、コラール「アド・ノス・アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ、Ｂ−Ａ−Ｃ−Ｈの名による幻想曲とフーガ、アヴェ･マリア、瞑想まで、沢山の曲がカバーされています。

しなやかで豪快なピアニズム　評価：

冒頭のパガニーニの主題による練習曲は一音一音がとてもくっきりと鮮明です。
EMIの企画盤“リスト：ラ・カンパネッラ+2”中でもワッツの演奏が際立っていましたが、名曲“ラ・カンパネッラ”の弾けるようなフィナーレは本当に美しく、昇天してしまいそう･･･。
ワッツみたいに指が動けば、さぞかし演奏が楽しいでしょうね。

迫力満点！緊張感の高いアンサンブル　評価：

インバルのファウスト交響曲は、インバル流の精緻なアンサンブルは相変わらず安定しています。
それだけでなくここでは迫力満点！緊張感の高いアンサンブルが味わえます。
このリストの交響曲は後期ロマン派の傑作の一つだと思うのですが、リスト自身がピアニストのためでしょう、どうもオーケストレーションが熟成されていない感じを与えてしまいがちです。
このためか一般的な評価が低い気がしています。
しかし、これは作曲家としてのリストの執念が凝集された大傑作です。
インバルはこの交響曲の真価を見せんとするように情熱的にタクトをふっているようです。

長く聞けます　評価：

リストの中では一番好き。
知識が無いから何も語れないですが、長く聞いてて疲れないのがいい。

夜長に聞くとしっくりくる　評価：

下のレビューの方もおっしゃるようにに、曲構成が素晴らしいです。
夜の深まる頃、聞くと贅沢な気持ちになる、そんなアルバムです。
ピアノを習っている子どもさんに聞かせるにも最適な作品かと思います。

思わず聞きたくなる名盤　評価：

自分もピアノ専攻者として、本当に好きなアルバムの1つです。
まず、音がすごく綺麗で、中身がありながらも滑らかです。
曲の解析は原曲に充実しているため、オーソドックスながら嫌味がありません。
基本に忠実しながらとても綺麗です。
なお、このアルバムは構成がすごくいいです。
結構工夫してレパトリーを組んだような気がします。
録音も良いです。
普段ずっと続けて聞けるアルバムです

柔らかくてま〜るい音の粒　評価：

柔らかくてま〜るい音の粒が、空気をたっぷりと含んだ自然素材のブランケットのように優しくわたしを包みこむ。
その肌触りは、「そのままでいいんだよ」と髪をなでてくれる理想の母親の手のひらのようでもある。
その手は、節くれだってしわがいっぱい刻まれてもう美しくはないかもしれない。
この人が生み出す音を聴いていると、もうそれがどんな曲だったかはどうでも良くて、ただひたすらその音色を味わっている自分に気がつく。
そして、もはや無意味になってしまったものにいまだ拘束されている自分を、「ほう」という長いため息とともに手放す。
このピアニストの放つ音色に宿る魅力とは、つらくとも人生をあきらめることなく、年を重ねてきたものだけに与えられる不思議な癒しの力なのかもしれない・・・。

初心者に最適　評価：

自分のようなクラッシックを全く聴かないでいた初心者には入門用として最適のベストアルバムだと以前から 興味が有ったのですが色々な評価を見て高評価だったことが後押しとなって値段も安価でお得と思い購入しま した。
主にipodにMP3で入れて専用外付けスピーカで寝る時枕元で聴いています。
全部で10枚100曲もありもしかて知らない曲ばかりではないかと心配でしたがほとんどが今までに聴いた事のあ る曲ばかりで安心しました。
また、知らなかった曲でも聴いていて心地よい曲ばかりで本来のクラッシックの 拝聴方法とは違うかもしれませんが睡眠用にと思っての購入でしたので正にうってつけで心が癒され毎日ぐっす

お買い得　評価：

この手の企画では、曲のクライマックスの部分のみとか、曲をフェイドアウトさせたものが 多いのです好きなものは少なかったのですが、これは、この価格でCD１０枚組で時間もたっ ぷりととってあります。
交響曲や協奏曲・組曲はさすがに全部は納められませんが、楽章をちゃんと納めてあり、ス トレスを感じません。
小曲や歌曲（リート）などは、ちゃんと全曲納められています。
演奏者も、現在の現役で活躍している一流の奏者で、贅沢なつくりになっています。
内容・価格と十二分に満足できるものです。

オーケストラと違った感動がありますよ！きっと　評価：

ようやく今日到着しました。
２週間位かかったかもしれません。
学生の時からリストの編曲版があることは知ってましたが、全曲を聴くのはこの演奏がはじめてです。
７番の２楽章不滅のアレグレットはよかったです。
個人的にですけど。
オーケストラピアノという感じです。
カラヤンや、古楽器(HOGWOOD-AAM)、ノリントン、トスカニーニ、フルトヴェングラーを聴いて、またまた新鮮な気持ちになりますよ。
新曲にであった感じです。

ピアノ一台はオーケストラに匹敵　評価：

のだめカンタービレで、主人公がベートーベンの交響曲第七番をピアノ一台で弾くシーンがありました。
それを聞いて、交響曲をピアノ一台で弾くってすごいな、全曲聞いてみたいと思っていたところ、カツァリスさんのCDを発見しました。
オーケストラに勝るとも劣らない迫力です。
氏のコンサートに持参し、CDケースにサインをお願いしたところ、カツァリスさん本人に「どこで買ったの?いつ?」とかなり突っ込まれました(笑)

発売元のレビュー

シプリアン・カツァリス / ベートーヴェン交響曲全集（リスト編曲によるピアノ版）

曲の姿を伝える演奏　評価：

このリストの編曲した幻想交響曲には優れた演奏が他にもあり、それと比較すると批評家に言わせると色々注文がつくらしいが、技術的には水準に達しているし、このユニークな“曲”の姿をちゃんと伝えていると思う。
ピアノだと一見中だるみしそうなゆっくりとした箇所も、そんなことにはならず、1楽章などゆっくりと静かに歌われる部分など楽しんだ。
値段も考えれば、十分OKなのではないだろうか。