大滝詠一のCD,DVD,楽譜,新曲,名曲,ベストの紹介,評判,レビュー,安売り価格,試聴,視聴,中古価格

改めて大瀧(ナイアガラ)ワールドの真髄にふれることができました　評価：

大瀧さんご本人が歌う「夢で逢えたら」を真っ先に聴きました(大瀧さんの葬儀会場で流れていたそうで、関係者の努力により、初めて日の目を見るバージョンとのこと)。
そういえば、昔、地元のレコード店(今のCDショップ)でバイトしてた頃、大瀧詠一さんから電話を頂いたことを思い出しました。
地元では、何故か「はっぴいえんど」の熱烈なファンが多くて、地方都市にもかかわらず、ファースト・ソロ「大瀧詠一」に10枚以上の予約が付いたことに感激したご本人が、感謝のメッセージを下さったのです。
私、受話器を持つ手が震えました。
そして、大瀧さんは、ファンを大切にされる方だなあと、つくづく思いました。

永遠に・・・夢で逢えたら　評価：

大滝詠一さんがお亡くなりになられて１年たち、今現在このアルバムに出会えてとても嬉しいです。
飛び出してきそうなほど勢いのある歌声に、いたたまれず外に飛び出しました。
大滝さんを知ったことで、伊藤銀次さん・山下達郎さん・吉田美奈子さん・杉真理さん・佐野元春さん・様々な方々を知ることができました。
やはり私は、彼の「夢で逢えたら」が好きです。
大滝さんご本人が歌って下さったこと、感動しました。
素晴らしいこの『BestAlways』を、友人たちに薦めました。
永遠に心に残る作品です。

メディア掲載レビューほか　

大滝詠一が立ち上げたレコード・レーベル「ナイアガラ」よりリリースされた『EACH TIME』の発売30周年記念盤。
曲順もあらたに最終型が完成!大瀧本人による最新(2014年時)リマスターは勿論のこと、本作の真価が分かる純カラオケ(本邦初公開)を加えたCD2枚組。
「ナイアガラ」サウンドの神髄を堪能出来る1枚。
(C)RS

カンカンカンカン、カンカンカン！　評価：

高校生だった頃、ラジオから流れる「カナリア諸島にて」を聞いて、一発で大瀧詠一のとりこになった私は、このLPをそれこそ毎日のように聴いていた。
その後、アルバイトを重ねてソニーのCD プレイヤー CDP-101 を、大枚16万円払って購入した時に、一番最初に買ったのもこのLPがCD化されたものだった。

1981年当時の最高の音質なのかもしれません　評価：

10年ぶりのリマスター、というより新マスターによる改訂版です。
ご本人の言によると、2001年版はCD用のデジタル音源、2011年版は(今のところ実現していない)シングルボックス用のアナログ音源が基になっているとのことです。
どちらを好むかは人それぞれ、あるいは時々で嗜好が違ってくるかもしれません。

単純なリマスター盤ではありません。　評価：

３０年前のＬＰは擦り切れるぐらい聴いた。
それから３０年たったのかと思うと感慨深い。
ＣＤを求めたのはこの３０周年盤が初めてなのだが、３０年前の自分をまざまざと重い浮かべることができる。
Ｊ−ＰＯＰで本作に比肩する作品が３０年の間にどれほど生まれただろうか。
少なくともポップスという括りでは本作が屹立しており、今後これを上回る作品が生まれるとは思えない。

ライナーもリマスターしてほしかったです　評価：

言っては何だけれど、＆quot;SONG BOOK＆quot;シリーズ（？）はこのTよりUの方が面白かったりするのであまり期待をせずに、ほとんど惰性のように買ってしまいました。
リマスターされているので音は良くなっているようですが、まあ「幸せな結末」が収録されているところに意味があるのかもしれません。
シングルカットが少ない大滝作品なのでシングル曲中心のベスト盤が作れないから、こんな風な作品集とすることになってしまうのかもしれません。
と言うわけで収録曲は見ての通り。
むしろジャケットイラストがナイアガラ王道で描き直されたので、並べてみた時の違和感が少なくなったかと思います。

期待していない人ほど良い意味で裏切られるかも　評価：

'91年3/21、大滝さんのニュー・アルバムが出るはずだった日に選書シリーズの一環として リリースされた大滝さんの作品集（提供曲と自分のシングル曲）の増補改訂版です。
'91年版の17曲から1曲（「Ａ面で恋をして」のインスト）をカットして14、15、16、19、21 を追加しています。
一連の30周年版リリースも一段落し「今年は企画物のリイシューでお茶濁しか」と 思っていましたが、聞いてみるとかなり気合の入ったリマスターのようで 旧版を聞き慣れていた私はその音質向上ぶりにかなり驚かされました。
最近Blu-specやSHM-CDなど高音質を謳って通常版より高額なＣＤが横行していますが

バブル前夜のシーサイド・ドライブ・ミュージック　評価：

懐かしい、でも色褪せない楽曲たち。
前作の「ロング・ヴァケイション」もそうだけど、擬似アメリカン・グラフィティ体験というのかなぁ、そんな気分にさせてくれたアルバムだ。
バブル前夜。
当時２０才代では、後のバブルのときのように羽振りよく振舞える余裕はなかったけど、お洒落を気取って海にドライブに行って、アメリカナイズされたレストランでランチを食べて・・・なんていう時に、ＬＰレコードから録音したテープをカセットデッキで鳴らしてた。
「ガラス壜の中の船」「銀色のジェット」が特に好きなんだけど、両方とも、前作の「雨のウェンズデイ」系統の悲しい曲ですね。

大滝詠一による邦楽史名盤の最終章。物語を奏で、紡ぐ、うたごえが描く陶酔の色彩　評価：

前作『A LONG VACATION』と並ぶこの歴史的名盤は、七度目のマイナーチェンジを経て、ついにファイナルと銘打つまでに至りました。
前作はそれで完成された名盤だったのに対し、今作はサグラダ・ファミリアのようにいつまでも完成をみない珍しい名盤だったわけですね。
そういう経緯は当に完璧主義者による執念の成せる業です。
さて今作特徴は先ずリマスタリングでしょう。
大滝氏の声がよく通るようになり、また夏音楽に相応しいクリアな空間の広がりがあります。
次の特徴はまたもやの曲順変更。
「魔法の瞳」（ロングver.）が9曲目におかれました。
10「レイクサイドストーリー」（フェイドアウト型）と11「フィヨルドの少女」の直前です。

Amazonレビューのレビュー

   大滝詠一にとって初のチャート1位獲得作品となった1984年の名作のファイナル・リマスター盤。
シングル曲の「フィヨルドの少女」「バチェラー・ガール」を加えた『COMPLETE EACH TIME』（86年）と同じ曲順で構成されており、ボーナス収録された「サイダー '83」「マルチスコープ」も含め、『EACH TIME』制作時に録られたマテリアルを集大成した内容となっている。
 『ロング・バケイション』をさらに発展させた重厚なサウンドは、今回のリマスターにより、よりきらびやかさを増しており、ナイアガラ・サウンドのひとつの到達点を浴びるように楽しめるのは、ファンには至福の瞬間。

夏の形象。　評価：

『A LONG VACATION』『FOR YOU』（山下達郎）そしてこのアルバムは、 夏という共通項の中で輝きながら、 日本のポップスの頂点をつくってくれた傑作群です。
「オリーブの午後」から始まる３曲は、 夏を形象化してあますところがありません。
「オリーブ」で夏気分につつまれるだけではなく、 「白い港」では夏の高揚感ときらめきに胸がいっぱいになる。
さらに「雨のウェンズディ」に匹敵するスローナンバー 「Water Color」という曲のすばらしさはどうでしょう。
チェルシア名義の大瀧師匠のアレンジも素晴らしく、鈴木茂さんのギター、 今回新たに全面的に起用された井上鑑さんの流麗なストリングスの響き。

アラフォーでない方々にも聴いてもらいたい　評価：

　今の曲に無いお洒落で程よいノリが心地よく聴き入ってしまいます。
「君は天然色」や 「さらばシベリア鉄道」などはどこかで耳にされていると思います。
　何も予定を立てず渋滞の無い海辺をドライブしたくなります。

Amazonレビューのレビュー

   伝説のロックバンド「はっぴいえんど」に在籍していた大滝が、そのマニアックともいえるアメリカン・ポップスへの深い知識をわかりやすく結晶化させた作品である。
   それまでの日本にはなかったドライでクールな情感を漂わせるメロディ、精密に構築されたカラフルな音作り、松本隆の手によるファッショナブルな歌詞が生みだすサウンドイメージは、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えるとともに、ベストセラーとなった。
「ジャパニーズ・ポップスの最高峰」と評されることも多い傑作。
永井博によるジャケットも秀逸だ。
（森 朋之）