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やっと再発となりました　評価：

'82年発売の佐野元春さんのサードアルバムです。
ファーストアルバム「バック・トゥ・ザ・ストリート」から本作までが街の情景を描いた三部作とされていますが、ファースト、セカンドでは佐野さん本人がアレンジ面で不満を持っており、ナイアガラトライアングルで知名度が上がった直後の本作でやっと自身の考えを作品に反映できるようになり、やりたかったことを思いっきり詰め込んだと佐野さんが当時雑誌のインタビューで話していたのを記憶しています。
リメイクした「ダウンタウン・ボーイ」の劇的な変貌ぶりがそれを物語っているでしょう。
（但しオリジナル・バージョンにも独特の味があり佐野さんも評価を改めたようですが…）本作の裏コンセプトは「スプリングスティーン・ミーツ・スペクター」。

待っていました！　評価：

2009年のビートルズ・リマスター以降、それまでのリ・マスター盤にみられた音圧重視のものから、音質重視（アナログぽい音）へ変わってきています。
それは、わたしの様なレコード世代の人間にとって誠に有難いことです。
ジョンレノンの直近のリマスターを聞いた時は冗談ではなく涙がでてきました。
何気に聞き始めて気がついたら自分でもびっくりです・・・・2000年以降のリミックス盤では音が良くなったなーすごいなあ程度のもので・・・やはり音では無く音楽なんだなと。
そして今回のサムデイまさにレコードで聞いていたあの感じが蘇ってきました。
同時購入したハートビートも最高でしたので、デビュー当時ファンだった人にはお勧めです。

入門編にぴったり！　評価：

なんとなく買ってみた、そんなCDでした。
けれど、この一枚から、佐野元春にのめりこんでいきました。
古くからのファンにとっては、 いろいろ注文をつけたくなるCDなのかもしれませんが、 はじめて彼の曲を聴いてみよう・聴かせてみようと思う人にとっては 入門編として、 これほど適切なものはないのではないかと思います。
CDは2枚に分けて収録されていますが、 彼の歴史を駆け足でなぞっていくような楽しさがあります。
1枚目に、いわゆる「ヒット曲」が多く含まれているので そちらをじっくり堪能してから 2枚目の、佐野元春自身によるセレクト曲に移ってもいいかと思います。

日本の８０’ｓと言えば佐野元春！！　評価：

ボクの８０年代当時のＪ−ＰＯＰ最先端といえば、大瀧詠一、杉真理、山下達郎、そして佐野元春でした！！ 中でも佐野元春は、当時の洋楽ムーブメントをフルに取り入れた楽曲をリリースし続けていたと思います。
それは、バンドを基本としたシンプルな演奏形態、洋楽的な歌詞の言い回し、これらが実にさわやかでかっこよかったのです。
そのカッコイイ楽曲たちを全て詰め込んだのがこのベストリミックス盤です！！ 特にディスク１の１０曲目までは、懐かしくて涙する人たちが多いと思います。
ディスク２にはあまり思い入れのない方々も入手して決してソンのないベスト盤です。