バド・パウエル、Bud PowellのCD,DVD,楽譜,新曲,名曲,ベストの紹介,評判,レビュー,安売り価格,試聴,視聴,中古価格

メディア掲載レビューほか　

“ジャズ・コレクション1000”シリーズ第6弾。
パリ滞在中のバド・パウエルが、旧友セロニアス・モンクの書いたナンバーを中心に取り上げた人気盤。
1940年代のニューヨーク・モダン・ジャズを共にリードしたケニー・クラーク(ドラムス)、マイルス・デイヴィス『死刑台のエレベーター』のサウンドトラック参加でも知られるフランスの気鋭ピエール・ミシュロ(ベース)と共に、歌心にあふれたプレイを聴かせる。
(C)RS

ちょいとわびさび　評価：

後期パウエルの作品の中では人気があるようで、気になっていたのですが、ジャズ喫茶でＡ面がかかっていて、気に入って即購入。
マスターは「メンバー（b,ds）もいいですよ」と言ってましたが、私は寡聞にして知りません。
でも、デューク・エリントンがプロデュースしているんですね。
1曲目の「ハイ・ハウ・ザ・ムーン」も良いのですが、2曲目の「ディア・オールド・ストックホルム」、いいですね〜。
旅行先に持っていってCDプレーヤーで聴いていたら、旅情が身に沁みました。
異境でピアノを弾くパウエルの心境にシンクロしてしまった、といえばカッコつけすぎでしょうか。

鬼気迫る演奏とは対局にあるパウエル晩年の傑作　評価：

バド・パウエルの代表作といえばルースト盤「バド・パウエルの芸術」、ブルーノート盤「アメイジング・バド・パウエル第１集」、ヴァーヴ盤「ジニアス・オブ・バド・パウエル」などが真っ先に挙げられる。
これらに共通するのは「鬼気迫る」という表現がぴったりの緊張感あるピアノが聴ける点だ。
その後精神疾患や麻薬のために次第に精細を失っていきながらも、ヴァーヴやブルーノートに佳作を残し、その後渡欧。
パリで録音された本作品は往年の覇気を感じさせるものと異なった、いわゆる「枯れた」雰囲気の演奏である。
スタンダード曲を中心に、ちょっと危なっかしいところはあるもののリラックスしたプレイを十二分に堪能できる。

バド・パウエルの真実　評価：

バップ～モダン・ジャズ・ピアニストにとってバド・パウエルは神格化した存在である。
モダン・エイジ初期において、パーカー、ガレスピー、ケニー・クラーク、モンクなどともにモダン・ジャズを形成し、ジャズを芸術にまで高めた一人であるが、そのプレイにおいても、影響力においてもことピアノという楽器に関しては絶大なる巨匠として君臨した。
その秘訣は、このアルバムに聴かれるようなパップのイデオムをトータルに完成させ、スタンダードにおいても豊かで鑑賞に堪えうる美的な形式にまで高めたからだといえよう。
実際ピアノという楽器の持つ総合的な表現力は、管楽器やリズム楽器の前衛性を、よりバランスよく完結した音楽へと導く特性がある。

1も良いが2も良い、唸る（うなる）天賦の才　評価：

ジャズピアノのグレン・グールド（グールドもパウエルも演奏中に唸る天才でしょう。
）＆lt;p＆gt;1を買うなら2も買ってください、まずどちらか買うなら1が良いと思います。
天賦の才が閃きをみせた頃の空気を体感できます。
細かい言及は避けます、聞けばそこに彼らがいますから。

Amazonレビューのレビュー

   彼の才能が開花した1945-51年の後の時代は、バド・パウエルのレコーディングは常に驚異的な創造性と不安定な精神状態の微妙なバランスに左右されていた。
リハビリ施設での1年半を終えて1953年8月14日に結成されたこのトリオは、彼の後期の録音としては最高峰に位置し、モダン・ジャズ・ピアノを語る上で欠かせない存在になっている。
ベースにジョージ・デュビビエ、ドラムにアート・テイラーを従え、パウエルもご機嫌で演奏も絶好調、一連のスタンダードやバップ・チューンにダイナミックな抑揚を加えて、実に生き生きと自分の世界を作り出している。
「Autumn in New York」と「Sure Thing」ではパウエルの典型的なスタンダードへのアプローチが展開されている。

バド・パウエルの真実　評価：

バップ~モダン・ジャズ・ピアニストにとってバド・パウエルは神格化した存在である。
モダン・エイジ初期において、パーカー、ガレスピー、ケニー・クラーク、モンクなどともにモダン・ジャズを形成し、ジャズを芸術にまで高めた一人であるが、そのプレイにおいても、影響力においてもことピアノという楽器に関しては絶大なる巨匠として君臨した。

バド・パウエルの真実　評価：

バップ~モダン・ジャズ・ピアニストにとってバド・パウエルは神格化した存在である。
モダン・エイジ初期において、パーカー、ガレスピー、ケニー・クラーク、モンクなどともにモダン・ジャズを形成し、ジャズを芸術にまで高めた一人であるが、そのプレイにおいても、影響力においてもことピアノという楽器に関しては絶大なる巨匠として君臨した。

これを聴くと元気が出るんです。　評価：

１９４９年録音の２管物、１９５１年録音のトリオ物のカップリングです。
ＲＶＧリマスタリングではありますが、さすがにこの時代の音はシャリシャリしています。
しかし、そのシャリシャリが、懐かしいモノクロ写真を見るときのように気持ちを和らげてくれます。
どちらかと言うと、トリオ物よりも２管物のほうが楽しめます。

Amazonレビューのレビュー

   バド・パウエルが1949年・51年・53年にブルーノートに録音した演奏は、これまで2枚のLPないしはCDで発売されてきた。
これはそれらをすべて録音順に収録した2枚組。
しかも初登場の別テイク4曲と未発表1曲が追加されていて、しかもDISC1に関してはオリジナル・ラッカー盤からのデジタル・リマスターということで、なにかと話題になっている完全版。
   トリオ演奏が中心だが、49年のセッションにはファッツ・ナヴァロ&ソニー・ロリンズが参加したクインテット演奏、53年録音には一部ソロ・ピアノも含まれている。
これらの演奏は、天才パウエルが文字通り天才だった時代のものなので、閃きに満ちた演奏の連続だ。